私が持っているタロットやオラクルの中で一番長い付き合いが、このクリスタルタロットなんだけど、これは私にとって最強のカードでもある。
これはロスカラベオから出てる、イタリアの画家エリザベッタ・トレヴィソンさんによるもの。
絵が美しくて一目惚れして注文した記憶があるけど、この最後の審判のカードの天使は最も好きな絵柄の一つ。
トレヴィソンさんの絵画作品はこちら→
そんなエレガントな見た目とは裏腹に、とてもシャープで知的なインスピレーションを得られる印象が最初からあったクリスタルタロット。
イギリスから帰国する際の引っ越し整理で、これ以外にも持っていた数セットは全て手放したけど、これだけは持って帰国したぐらいの思いがこのデッキにはあって、
元々入ってた紙の箱はボロボロになったので、シルクベルベットで作ったケースに入れてる😀
ところで、カードリーディングって何?占い?
という人のために、私の使い方について少し書いてみるね。
*セッションで使う時も基本は同じ。
私はタロットやオラクルを、エネルギーを図柄で表して自分自身(表層、深層、高次)と対話するのに使っていて、
そのベースには、「私たちは自分たちが気づいている以上のことを実は気づいている」というのがある。
だから例えば、これから出かける時に「今晴れてるけど、後から寒くなりそう?」とか「雨降るかな?」みたいな気分の時、カードを使って私が何を察知しているかをチェックするわけ。
他にも、例えば「今月はどんな月になるだろう?」と問いかける時も同じで、これは「今月のためにずーっと何かやってきてるわけだから、それが何であれ、どのような形で現れるか?」というのがベースにある。
つまり、「もうわかってるよね?自分は」ということを、カードで図柄で表してみようという感じ。
所謂、良いカードが並ぶ時も、悪いカードが並ぶ時も、そこでGPSを再設定する感じで使う。
そんな私にとって良いカードとは、私のエネルギーをストレートに表してくれるデッキのことで、あまり作り手の思いとかが濃すぎない方が良い。
モノには魂は無いけれど、コンシャスネスはある。
あまり癖が強いデッキだとムラが生じてしまうから苦手。
そんな私にとってこのクリスタルさんはとてもプロフェッショナルで使いやすい。
クリスタルさんと呼ぶけれど、私は小さいころから全てのモノに名前をつけるからで、必要以上にデフォルメして擬人化しているわけではないのよ。
そんなクリスタル氏とは、私が様々なエネルギーの状態の時からずっと一緒に切り開いてきた存在なので、先日こんな質問をしてみた。
「あんな時とかこんな時の私のエネルギーと今の私のエネルギーを比べると、どんな感じがする?」みたいな質問。
するとスッとすぐに出てきたカードがこれだった!
力、Strengthのカード。(ストレンクス 注:濁りません)
なんか嬉しい。
スッとスマートに最初からうまくいくというよりも、試行錯誤したり、失敗したりしながら切り開いていく人の味方のようなカード。
実はカードリーディングもやっている私。
その時は数デッキ混ぜて使います。
エネルギーワークのセッションにオプションで追加して、「少しだけ」使うこともできますよ。