NOからじゃなく、YESから選ぶって大事やなぁと思う。
例えば、「会社やめたい」も、「嫌だからやめる」だとNOから辞めることになる。
でも、「辞めたいから辞める!」だとYESから辞めることになる。
些細そうで、言葉遊びみたいだけど、エネルギー的には結構大事で、着地点が変わる。
他にも、「あの人苦手」も、「あの人苦手」だとNOで、アンハッピーなのは自分。
でも、「あの人苦手だから距離を置いてみる」だとYESで、自分は平和。
私、イギリスへは1998年に留学で行ったのだけど、その時の私は「イギリス行きたい!」で、これはYESから。
修士課程を修了して周りの留学生が帰国準備する中、「帰りたくない」というNOからの、「イギリスに残りたい!」でYESに移行、そこから「日本に帰りたく無い」でNOへ戻る…みたいな感じだった。
当時は意識できてなかったけど、最近面白いことに気づいてね。
最初の「帰りたくない」というNOのスペースは、割と留学生が皆思うこと。
その時は皆でその思いを何となく共有してた。
そこから、自分の意思で「イギリスに残りたい!」というYESのスペースが生まれた。
それを表現したら、周りの反応があった。
「えーえー!羨ましいな!」とか、
「そっかー。私は親が戻ってこいってうるさいのよー」とか、
「フィアンセが待ってるからー」とか。
そこでちょっと感じる思いがあったのに、当時の私は感情のことに無知だったから、スルーして言い訳した。
それが「日本に帰りたくない」というNOのスペース。
「私、帰るとこないし」みたいに、自分にも言い聞かせミスリードした私は、結局NOから選ぶことになった。
その後も道は開けたし、良いこともたくさんあったから後悔はしてない。
いずれにせよ、残っていただろうから。
だけど、今はもっとYESのスペースから選ぶ方が良いと感じてる。
NOのスペースから選ぶとは、自分をミスリードして、そこで提起されてる本質的な課題に向き合えないまま、遠回りを繰り返すことになると思う。
だから、YESのスペースから選ぶ方が絶対にスムーズなんだなぁ。
文章の最後はYESになってるか、自分でもチェックしてみて。
ちょっとしたことだけど、エネルギーの出し方、出方が変わるから。
昨日のポストに書いたように母に「暖房ぐらいつけなさいよ、暖房費カンパするから」と言ったら「心配ご無用」だったようで、私に言われたからじゃなく、注射も「キリがない」とか「髪が抜ける」とか自分で体験して止めたのだと返信が返ってきた。
暖房については、お金の問題じゃないのはわかってたけど、ウチの母はこういう変なところで我慢?節約?しようとするのでああ言ってよかった。
3回打ってしまったことは悲しかったけど、ウチの母じゃなくても、身をもって体験して決めたことは揺るぎないから、打たなければ一番よかったけど本人的にはこれが自分の選択だから良かったのでしょう。