感情の話をお伝えする時に、「怒り」(感情そのもの)と「怒ってると感じる」ことの違いについてお伝えしてる。
英語だとちょっとわかりやすいかも。。。
Angry(腹を立てて、怒って)とAnger(怒り)
頭では分かっても、実際、「めっちゃ腹立つ!!!」って怒ってる時に、↑この話を思い出せる人は少ないと思う。
でも、意識し始めたら段々できるようになっていくよ。
これがすごく大事だと益々思うこの頃。
これがわかっていないと、どんなに素晴らしいテクニック、ツールを知ってても、使えても、結局それらは「バンドエイド」で終わる。
なぜかというと、感情そのものを体験している「だけ」だと、必ずその感情を「どうにかしよう」としてしまうから。(Anger)
だって、誰もずーっと怒ってたくないし、悲しみ続けたくもなければ、僻み続けたくもないでしょ?
でも、「どうにかしよう」とする行為はバンドエイドを貼るに止まる行為。
バンドエイドはあくまでも応急処置、取り替え続けるのはおかしいでしょ?
この「どうにかしよう」とする思いは、同時に自分を否定するエネルギーも生み出すのが問題。
理想は、「どうにかしよう」とせず、「どうにかなった」なのよね。
というわけで、感情そのものをリアルに生きるのではなく、ワンクッション置いてみる。
それは例えば、「怒ってるなぁ私😳」とか、「あの言葉でスイッチ入ったわ😂」とか、「まぁた反応してしまったぜ😅」と感じてる時って、その感情の中に居ないのがわかるだろうか?
つまり、「どうにかしよう」としていないの。
かといって「いいよう、いつまで怒ってていいよう、そのままでいいんだよう」なんてことも言ってないし。
そうするとね、よりスピーディに感情が変わっていくの。
そして同じことが、インナーチャイルド(アダルトチルドレン)にも言えると気づいた。
癒されてない部分を察知した時、その世界から外を見てる時、つまり中で感じてる時、「なんとかしよう」としちゃう。
過剰にリリースしようとする姿は、「こんな私じゃあかんねん!」という否定のエネルギーを同時に放ってしまってる。
そしてそれは、親や社会を責めるエネルギーと同じで、バンドエイドに過ぎない。
ここでも、バンドエイドはあくまでも応急処置。
怒りや悲しみを、認めず(確認せず)になんとかしようとする行為って「インナーチャイルド」から見たら「ゲッ😣わかってない!」じゃない?
ところがね、「あ〜ぁ、これは私の癒されてない部分が出てきてるなぁ」とか、「あぁ、これって子どもの私なんかなぁ。なるほどなぁ」とかって感じてる(認めている、確認している)時は「なんとかしよう」としていないの。
そうすると、「インナーチャイルド」の部分がリラックスできる。
「インナーチャイルド」の部分が、市民権を得たような感じで「ここに存在して良い」って感じれる。
つまり、成仏できるというわけ。(成仏=満足)
この「なんとかしようとしない」アティチュードは、自分に対する愛の表現なんちゃうかなーって思うよ。
あなたが施術する側の人なら、これを通して施術してあげると良いよ。
あなたが施術を受ける側の人なら、あなたがこれを知っているだけで、どんな施術もバンドエイドみたいに使わないようになっていくよ。