深田萌絵さんのこの動画がとてもおもしろかった。
とても。
タイトルは、【朝話】女性活躍推進失敗は、政治家と官僚のマザコンが原因?
すごく共感した。
管理職って一体何?って思うこの頃。
イギリスで、人材紹介の会社で登録してた頃、「中川さんみたいな人が管理職になったら良いと思いますよ」みたいなことを言われ、へ?と聞き返して、「そんなこと考えたこともありませんでした」と答えた私。
「どうしてですか?」と聞き返され、う〜ん。。。「つまらなかった」というのが答え。
感謝されたわけでもなく、かといって給料が上がったわけでもなく。。。
その頃までに、「名ばかり管理職」を2回ほどやったことがあり、実感として必要なのは、「管理する」というロール(役割)であって、管理職という仕組み(ステータス)じゃないと思ってたから。
例えば会社には、いろいろなロールがあって、経理する人、営業する人、電話を受ける人、広報する人…、管理する人っていうのも「管理する」のが使命だってだけで、ピラミッドになってるからおかしくなる気がする。
イギリスってね、驚くほど、「女性活躍推進」を謳ったビジネスがない。
多分、イギリスの女性たちは、そういったビジネスに「興味がない」んだと思う。
そんなビジネスやるぐらいなら、そんなビジネスの顧客になるぐらいなら、「自分たちで何かやっちゃおう」と行動するからだと思う。
日本へ戻って仕事を探していたら、女性活躍推進を謳いつつ、どう考えてもアプローチが「おっさん」なビジネスの多いこと。
女性だけど中身は「おっさん」みたいな女性こそ、女性活躍推進をビジネスにしようと思いつく気がする。
というのも、そもそも「女性」・「活躍」・「推進」というキーワードのチョイスと、その組み立て方が「女性」じゃない。
大体、女性だけで会社やったら、会社じゃなくて、自発的に発生したコミュニティのような、ルースな集まりになる気がする。
なぜなら、女性はたくさんのロールを持ってるから。
それに女性だけだと管理職って全然要らない。
学校で教員やってた頃、よく保護者の方々にボランティアで手伝ってもらうことがあった。
10人集まれば、9人がお母さんだったけど、何も指示しなくても「わかりました!こっちでやります!」と、皆で勝手にやってくれたことを思い出すなぁ。
もちろん、ボランティアだったから…っていうのもあるかもだけど、すごいのよ、あのパワー。
本当にピラミッドの中の管理職だったら、もう要らないのでは??
私たちひとりひとりには、女性性と男性性のエネルギーの両方があって、周期によって、どちらかが優位になるんだと、占星術師さんから聞いた。
それは、男性性のエネルギーが優位になる周期だったら、きっと、新しい土地、人間関係、チャンスを自らの手で開拓して、人生を広げていく時期なんだろうし、
女性性エネルギーが優位になる周期は、自分も他者も環境も受け入れつつも、浄化を進め、持ちつ持たれつの関係の中、包括的に広がっていく、そんなイメージで進んでいく時期だということ。
それを、男性性のエネルギーの視点から「女性活躍推進」とかいっても「うまくいくわけないじゃないか〜」ってことなんじゃないだろうか。
女性性のエネルギーの視点は、「活躍が意味するところはひとりひとり違う」だし、押し付けられるのは迷惑以外の何者でもない。
時代は確実に変わってきてる。