私は昆虫が苦手。
でも、初めて「カブトムシ」とかを飼って「かわいい」という人たちの気持ちがわかった気がする。
週末のこと。
扉を開くと、そこに、茶色いコガネムシ(ゴキではなく)が仰向けで、手足をもがきまくっていたのを見つけ、
触れないから、靴の先っちょで元に戻してみたところ、
パニックなのか、またまたひっくり返ってしまい、仰向け状態に。
もしや脱水状態でパニック状態になり、錯乱状態なのかコガネムシ!?
そう思ったから、台所から水をくんできて、元に戻してすぐに、ぴしゃぴしゃっとかけてみた私。
すると触覚?この虫、触覚がトナカイのツノみたいになってて、その間にある手?みたいなので飲んでる風な動きを見せた後、なんと…、
つぶらな瞳で私を見つめたのよ!!!
とてつもなく、「良いことをした」気分で出かけ、数時間後に戻ると「まだいるし!!!」
でも相変わらず、干からびてて、飛びそうもない。
そこで、直接触るの怖いから、バナナの皮につかまってもらい、私の植木があるベランダへ移動。
「部屋の中で飛んだり、落っこちたりしないでよ!」と語りかけつつ。
そしたらさ、植木鉢の影に隠れてわからなくなったの。
翌朝、ベランダを見ると、仰向けにすっ転がっていたので、「あ、寿命だな。」
そう思ったのにさ、なんと昼ごろにはまた復活してたのよ、このコガネムシ!!
生きてるのか?と思って、ふわ〜んと上がってた足を一本摘むと「やめろよ〜」みたいな感じで抵抗するの。
生きてる!!
そして翌々朝になって、再びベランダをみると、またまた仰向けになりすっ転がってる。
今度こそ本当に「逝ったな」と思ったら、昼前にはまたまた元の体勢になって、植木鉢の影でジィ〜っとしていた。
動かないんだけど、足を引っ張ろうとすると、やっぱり「だからソレやめろよ〜」と抵抗する。
命がまだあるんだなぁと感心すると共に、昆虫が「すっ転がって寝る」ことにもびっくり。
今、またベランダをみると、さっきとは少し違う角度で水を飲んでる風な感じ。
すごいよ命。
このコガネムシと、私の中に、同じ命のエネルギーが流れてるのよねぇ〜。
というわけで、なんとなくコガネムシをベランダで放牧している私。
そしてグリーンネックレス。
つやっつやの、赤ちゃんがいっぱい芽を出しててとてもかわいい。
一度、枯らせてしまったアジアンタムも、ベランダに放り出していたら、緑の葉っぱが下から生えてきたので、なんだか嬉しい。