時差が6時間ぐらいのところからのクライアントさんたちと、
彼らが出勤する前に、セッションをするということが増えてきました。
それってぶっちゃけ、あちらの朝6時とかなんですけど、忙しい人にとっては、それが都合が良いらしく、なかなか好評です。
私は時差があるので、こちらはお昼ごろ…、です。
リアルだと、ちょっと…ためらう時間です。笑
面白いですよね、時差って。
そんな早朝、クライアントさんとこんな話をしてました。
ここ2週間、涙が止まらないというクライアントさん。
他人にどう見られてるかということがストレスになって、気がつけば、自分の時間も空間も、どんどん狭まってきて、息苦しくなってきてたんです。
私たちが、思い描く、「あの人は、私のことを〇〇だと思ってる」というものの根底にあるのは、
いつか誰かに言われたこと…。
よくあるのが親ですが、例えば「お前はまだ社会というものを知らない」とか、「アマちゃんじゃないか」とか、自信をなくすようなことを言われたとしましょう。
こういうのを、私たちって、腹立たしいのに、握り締めちゃうんですよね。
で、このクライアントさんも、めちゃくちゃクリエイティブで、いろんなアイデアをお持ちの方なんですよ。
面白いことをやってる方なのに、周りの人たちには理解されていないとか、応援してもらえないとか、そんな、自分自身のジャッジに躓いて、
「こうするしかない」という、思考のトラップにハマってしまってたのでした。
私が、その人が忘れてしまった「そもそも」のビジョンについて、
「思い出して。元々は、こんな風に感じてたんじゃない?」と、彼女のエネルギーを言葉にすると、
「でもね、カエコ、現実的に考えてみると、いろいろ難しいのよ」と言い始めました。
この、「現実的に考えてみると」っていうのは、彼女のオリジナルじゃありません。
彼女のお父さんが言ったこと、「世の中の厳しさを知らないお前にできるわけがない。」
しかも、彼女のお父さんは、彼女が感じていたように、「見下して」そう言ったというよりも、
過保護的に、彼自身、子離れできてないところから、出てきた悔し紛れの「売り言葉に買い言葉」だったんですね。
引き留めたくて、ついつい言ってしまったことであると同時に、
私のクライアントさんが、どうであるか?とは、全く無関係なんですよ。
でも、私のクライアントさんは、お父さんの一言以来、「そうならないように」、つまり、「厳しさをわかってる人」に「なろう」としてきたわけです。
そのために、不要な「厳しさ」を求めて、やらなくて良いことに向かって、疲弊していってた…。
実は、ここでのポイントは、これは「自分の運営の仕方」の問題ということなんです。
例えば私なら、私が、どう「Kaeko」を運営するか?ということ。
そのためには、私が「Kaeko」をよく知っていないと、Kaekoを最大限に活用した運営にならないわけですよ。
私が建物だった場合、住居なのか、公共施設なのか。
公共施設なら、スポーツ系?アート系?それとも商業施設?だったらどんな?
…という風に、自分自身のプロファイルを、心理テストとかじゃなく、自分で確かめながら、集めていくわけです。
そうやって、「ほうほう、私ってこんな風なのね。だったら、こんな風にやってみよう」ってなるわけです。
というわけで、結論:自分のことをもっと知って、どんどんサポートしてあげよう!