意外なルーツですが、すごく個人的な話です。
最近、叔父から、私の祖母(彼の母親)について、びっくりするディテールを聞きました。
実は、元々東京の人だったんですよ!
祖母の父親は、東京で眼鏡店を経営していましたが、
関東大震災で全てを失い、そのまま大阪に移ってきたとのことでした。
大阪に引っ越してきた祖母は、名前は忘れましたが、女子校に通っていたんだそうです。
それから、某有名デパートに就職、そこでタイピストとして働いてました。
当時、彼女を面接した人事部の部長を務めていた祖父と恋愛結婚したんやで〜と、叔父。
この叔父はよく「いやしかし、親戚から海外に住むヤツ(私のこと)が現れるとは」と大袈裟に言うのですが、
それは私のセリフです。
「いやしかし、私の祖母が東京の人だったとは!!!」
東京の親族とは、もう縁遠くなってしまって久しいとのことでしたが、
祖母のいとこか、誰か忘れましたが、著名な研究者がいたとのこと。
関東大震災がなければ、祖母の父親も、東京でそのまま眼鏡店をやっていただろうと思うと、
こうやって、地震や水害によって、親族というコミュニティは、小さく、細切れになってきたのかなぁとも感じます。
最近、日本でもマッドフラッドやタータリアについて考察されている人が増えてきて、楽しんでますが、
最近見たこれ、面白かったですよ〜。
↑こうした個人的なストーリーですら、知らないことがたくさんあるんですから、
いわゆる、歴史のような文明のストーリーなんて、知らないことだらけで当たり前な気もしますよねぇ。
そういう視点じゃなかったけれど、例えば、
いつ頃からか、行ってみたいなぁと感じてたモスクワとか、
なぜヨーロッパに行きたかったのかとか、
中之島ら辺を歩いていたら、ロンドンにいるかのようなエネルギーを感じたとか、
「なんで天王寺ら辺は、路面電車がこんなにたくさんあるの?」とか、
個人的にいろいろ感じていたこととも、繋がったり、新たな視点を得たりして、楽しんでます。