久しぶり、23年ぶりの大阪は、以前よりもずっと自転車が増えていてびっくり!
アムステルダムとかコペンハーゲン並みで、歩行者よりも、自転車に乗ってる人の方が多い。
というわけで、悩んだ末、自転車を購入しました。
ま、日本国内なら、運送屋さんに運んでもらえるしね〜!と思って買いました。
最初は歩いてたんだけど、私ぐらいなのよ、歩いてるの!
時間を有効に使えるし、運動にもなるし、何より楽しいから、大正解でした。
しかも大阪って平たいのよね。
私は、ママチャリっぽいやつを買ったのだけど、
日本のママチャリは、イギリスでは「ダッチバイク」と呼ばれます。
ダッチはDutchで、オランダのこと。
オランダバイク?
アムステルダムや、コペンハーゲンに行くと、日本のママチャリみたいなのが、いっぱい走ってます。
市内に住んでる人たちは、自転車でどこへでも行き、
ヘルシンキがそうだったけど、郊外に住んでいたら、チャリごと列車でヘルシンキまで来て、
そこから自転車。
ママチャリみたいに跨ぎやすいのは、ステップスルーとも呼び、前には荷台かカゴがついてる。
これをね、イギリスで買うとなると、10年前はPashleyというブランドしかなくて、当時、一番シンプルなので500ポンドと、超お高く感じたのを覚えてます。
日本でも人気そしてお高いブランド、Raleigh(レイリーと発音するけど、日本ではラレーと、フランス語っぽい呼び方)もイギリスのメーカーだけど、イギリスだと、Pashleyより、うんと安かったな。
でもね?
オランダやデンマークもそう変わらないと思うけど、
イギリスで、大枚叩いて買っても、デザインは「かわいい」かもしれないけど、スペックは至ってシンプルだと思ったのよね。
それが、私が今回手に入れたママチャリは、すごくハイスペックだと思ったけど、
きっと、日本のママチャリとしてはベーシックなんだろうなぁ。
まず、勝手について消えるオートライトにびっくり。
チェーンカバーとスカートガードも嬉しいし、ギアが「なんと内蔵でこのお値段!」とお店の人が言ったけど、手入れが楽。
しかも、大阪市内の坂道なら、全然ギアはフツーのままでいける。
イギリスのPashleyも、Raleighも、坂道はもちろん、向かい風が吹いたら、しんどかったわー。
デザインは素敵だったけど!
日本で10年、英語の先生をしていたイギリス人の知人も、かつてイギリスに帰国したての頃、「ママチャリが恋しい」って言ってたぐらい、
日本のママチャリは優秀だと思う!
コペンハーゲンが自転車天国になって久しいけれど、
自分のスタイルで、日常的に自転車に乗る人を、サイクルシック(Cyclechic)と呼ぶオンラインマガジンが始まった。http://www.copenhagencyclechic.com/
それが世界中の自転車キャピタルに広まって、
今は更新が止まってるけど、
大阪もサイクルシックが増えたなぁと思った次第です!
ロンドンで、自転車通勤してた頃、雪や雨の日、心が折れそうな天気の時も、
吹雪の中、そのまま自転車で行き来するコペンハーゲンのサイクルシックを見てたら、
ロンドンぐらいの悪天候なんて「どうってことないし」って思えたなぁ。
なつかしい!