シンプルに生きるぞ〜!!と決めて以来、何をやる時も「一番シンプルな方法はなんだろう?」って問いかけるようになったことは、私の中で大きな変化でした。
もちろん最初の頃は、蟻地獄の蟻のごとく、ずるずるずる〜っと中々上手くいかなかったし、
今でも、気づいたら旧式の「めんどくさい」とか「たいへん」なやり方で突っ走ってしまうけど、
突っ走りながら、ふと「あれ?」と我に帰れるようになってきたし、そんな自分に腹を立てるどころが、幻滅するどころか、「いや〜ん、また走ってるでぇ〜」と笑ってます。
で、こんな風に緩め始めると、「めんどくさい」ことしてる人に会うとわかるようになる。
以前、私も負けないぐらいめんどくさいやり方を選択していたころ、
同じような人に出会うと、その「めんどくさい」やり方に振り回されてしまって、後から「なんであの時NO!って言わなかったんやっ!」と自己嫌悪になっていました。
でもこの頃はわかるから、嫌な思いをしなくなりました。
例えば最近もこんなことがありました。
近所のチャリティーショップに、衣料品やら何やらをドネーションしに行った時のことです。
そのチャリティーショップは、いつもちょっと個性的なボランティアが多くて、以前もドネーションを持っていったら「これに登録しませんか?していただけると私たちは税金の一部が返還されるんです」と中学生ぐらいの男の子に言われ、正直めんどくさいなぁと思ったけど、一生懸命だし…
と、断るのは非道な気がしたので登録した…のが間違いだった。
あれだけダイレクトメールは無しよね?って確認したのに、めちゃくちゃ頻繁に「寄付しませんか?」というお誘いが、返還されたという税金の報告と共に送られてくる。
もうええっちゅうねん…、正直そう思いましたよ。
私をメーリングリストから削除してほしいと本部に連絡しても、止まらない寄付の誘い。
だから嫌やったのに…、そう、私、「ええかっこしたかった」んよね?
↑こういう癖を、セルフサボタージュと言います。
自虐行為という、自分自身を疎かにしている行為という意味。
必ず…自己嫌悪で終わります。
結局すったもんだの挙句、1年後ぐらいにやっとリストから削除してもらえました。
今回もボランティアの人、今度は70代の女性だった、は、つぶらな瞳の少年よりも手強かった。
「あなた納税者?だったらここに登録しませんか?」
出た…
「あ、結構です」とさっさと去ろうとする私からドネーションを中々受け取ってくれず、
「でもこれで私たち、税金が…」としつこいしつこい。
更にしつこく断る私、「お願い、これドネーションしたいだけなの私」と言うと、
観念して、渋々解放してくれた。
なんやねん!このチャリティショップは!!と思いました。
めんどくさすぎ。
他の少し離れたところにあるチャリティーショップじゃ、こんなこと聞かないぞ?!
しかも私…、ドネーションしにきてるんですけど?!
思わず苦笑いしながらショップを出た途端、気づきました。
あのボランティアは、いつかの私だ…
ああやって私も使命感にかられて、独善的になり、様々な厚意に抵抗してきたんだよなぁって。
ボランティアの人がんばれ、と心でエールを送ってみました。
Simple is the bestですよ〜!