ロンドンには、世界各地から人が集まる関係で、第二言語同士で英語を使ってコミュニケーションをすることは普通です。
そんな中、最初の頃に私がびっくりしたのが、皆すごく英語が普通に使えること。
日本人だけ…というとアレだけど、やっぱり日本人はちょっとギクシャクしてしまう。
真面目だからかもしれません。
私もそんな一人で、かなり、かな〜り勉強してきたつもりだったけども、タイムラグなく会話ができるようになるまで、やっぱり半年はかかりました。
私が目指したのは、日本語で話すように英語でも話せるようになりたい。
人と話すのが好きで、関西でいうところの「いっちょかみ」なところもある私にとって、
会話のダイナミズムにシンクロできないことは、めちゃくちゃフラストレーションでした。
ではどうしたのか?
当時はスマホ以前、電子辞書は高価なもの。
紙の辞書派だった私は、フラットメイトたちと一緒に過ごしたり、クラスメートがパブやカフェへ行く時は一緒についていくなどして、まずは徹底的にリスニングに努めました。
それもただ聞くのではなく、ココぞというところで聞いたことがない単語や、決め台詞っぽいのが聞こえてきたら、素早くメモをして、自分の部屋に帰ったら紙の辞書で調べました。
そうやって、なぜ皆が笑ったのか、盛り上がってたのかを時間差で確認します。
理解できたら今度は何度も口に出して覚える。
その単語と一体化するまで言う!笑
そしたら次は実践です。
使いこなせるまであらゆる場面で使い、自分のモノにするんです。
これを地道にやって6ヶ月後、気がついたら、タイムラグなく笑い、タイムラグなく自分の考えを英語でつむぎ出せるようになってました。
6ヶ月というのは、英語環境にあったからだとも思いますが、目安として。
今はインターネットのおかげで、世界各地の情報が誰でも簡単にアクセスできる時代。
せめて英語を見た瞬間に「ウェッ」と拒絶感を抱かないぐらいに、英語を自分のものにできたら世界は広がると思います。
自動翻訳機能も高度に進化してきてますが、やっぱりニュアンス的な部分まで拾えるようになるにはまだまだかかるでしょうし、やっぱりちょっと面倒じゃないですか?
サラッと見出しだけでも目を通して、内容を察することができるようになるだけでも違いますよ!