もうすぐ9月、日本は夏休みも終わって新学期、欧米や欧米の学期制で回る地域では新年度の始まり。
クライアントさんの中には、人に教える立場の方々もおり、そんな方々との会話の中から感じたこと。
私もかつて、学校で先生と呼ばれる仕事をしていたのでわかるのですが、
休みが明ける前、新学期にせよ新年度にせよ、立場に関係なく、抱える気持ちは似てると思います。
ワクワクとドキドキ、一抹の不安と高まる期待。
それらに加えて、今年は世界中どこにいても、
この状況下のため、見通しが持ちづらいと感じてる人も多そうです。
今週話した方もそんな一人で、良く眠れず、しょっちゅう頭痛に悩まされ、顔から表情が消えてしまってました。
セッション開始前も、「この後会議があるから7分前には必ず終えたい」と言われ、
クリアリングに入る前に、かなり念入りに深呼吸してリラックスしました。
クリアリングは、その人の潜在意識にチューニングして、自分では気づけなかった制限や思い込みをピックアップして、一旦顕在意識レベルで認識してもらって、それからリリースしていくというプロセスです。
今回も、「単なる学期前のストレス」とか「単にパンデミックからくる不安」といった表面的なあれこれを超えた、その人の本質的な葛藤が出てきました。
10分前に終え、私が「最近寝てないでしょ?」というと、目をグッと開いて「分かる?!」と言いながら、
自分は寝るのが下手くそなんだ〜という話に。
私自身、「できるなら寝ずにずっと起きていたい」と小さい頃は願ったタイプなので、そう伝えました。
「寝るのが下手くそなんじゃなくて、所謂一般的な睡眠サイクルにフィットしないだけだよ」と。
心配しなくても、寝られなくても死なないんだから、
それよりも、日中いかに、ちょっとで良いからリラックスする時間を作れるか工夫しなくちゃ!
とも伝えました。
その人には専用のオフィスがあります。
休憩時間にドアに鍵をかけ10分でも良いから、ヨガマットか何かに横たわり、眠れなくて良いから、目を閉じて体の力を抜くだけでも全然違うよと伝えました。
私もそうですが、所謂不眠タイプは基本的に生真面目な人が多く、
社則かなんかで「昼寝OK!」と言われても、寝られるタイプじゃないんですよ。
ポイントは、自分がどれだけ自分のコンディションに心を配っているか?
それを、私たちの潜在意識は注意深く記録してます。
オフィスが無い人も、デスク周りにリラックスできるアイテムを置いてみたり、
好きな雑貨や文房具を使ってみたり、
ランチタイムに散歩を兼ねて、外へちょっと歩きに出たり…。
こうやって自分自身のコンディションを意識して、またそれに対して対応していくことで、
潜在意識の中に負のエネルギーが蓄積されにくくなっていくのです。
だってこれ全部、自分自身を慈しんでる行動なんですから!