今、私たち人類は本当の意味で自立していくプロセスなんじゃないかって感じるこの頃。
最近知ったよしりん先生の動画を見て、「それができなくて困ってるんじゃないかなぁ」と感じた。
何であれ、使い方次第で対処療法の域を出ないのよね…と感じる時、思い出すのが、私が昔一度だけセッションをお願いしたコーチとの会話。
自分を信じる方法がわからなくて苦戦していた頃、
その時に「カエコさんは、例えば明日友達と待ち合わせしてたら、『ちゃんと会えるかな?』とか心配しないでしょ?」と言われ、
私が「いや、心配します。『キャンセルにならないかな?』とか、待ち合わせ時間まで『電車ちゃんとくるかな?』とか色々心配します」応えると、
そのコーチは「え?そうなの?そうか…う〜ん…」と困ってしまって、申し訳ない気持ちになった。
そのコーチは「そうならない」人で、当時の私みたいな人のメンタルを解読する「アプリ」を持ってない、そんな感じだった。
継続してセッションを受けていたら、私も何かを達成できたかもしれないけど、
私の中にあった自信の無さを根本的に改善することができないまま、
無自覚なまま達成したところで余り意味はない。
つまり、それだと対処療法(バンドエイド)の域を出ない気がして、「ああ、私は先にこの自信の無さを癒さなくちゃ」と思ってヒーリングへたどり着いて今がある。
冒頭の動画では、医食同源の話をされてて、もちろんそれはそうなんだけど、糖尿病だけど食生活を顧みようとしない患者さんたちがいると。
「だからその食生活をやめなきゃだめだって!ってオレは言うんだけどさ…」それはわかる。
医療従事者ならではの情報は勉強になるけれど、
「そんな食生活だから、こんな感情を作ってるんです!って言うのよ…」
これについては、私はちょっと異なる視点を持ってて、もちろん、食生活も影響してるけど、
根源的な何かを癒さないまま、
いくら食生活を変えても、また何かの弾みに元に戻るか、
また別のAddiction(依存症)を見つけて、「自分」からどんどん離れていくのを繰り返す内、
どうやって戻れば良いのか分からないぐらい、どんどん遠くへ離れて行ってしまう。
私のところへ辿り着いたクライアントさんたちは、
皆、色々試してきた人たちが多く、それだけ知識も経験も豊富な場合が多いし、
食生活もきちんと情報収集して実践してたり、
医師で栄養学の知識をお持ちの方だっていれば、
元医師で今ホメオパシードクターやってる人とかもいる。
それでもどうにもならなくて…と来てくれる。
食生活を変えたら色々改善されるけど、私からするとそれも対処療法の域を出ておらず、
また、何かが出てくる。
対処療法が悪い!というんじゃなくて、対処療法(バンドエイド)して、
ある程度治ったら根本的な部分を癒さないと、また出るよというだけの話。
それに、例えば食生活変えないとヤバい!みたいな体の状態になった時、
問題は、食生活そのものでも、ましてや「なぜやめられないの?」じゃなくて、
そもそも「どうしてその食生活に陥ったのか」、
なぜそれを手に取ったのか?から始まるのがエネルギーヒーリング。
過去に、私がウェブサイトにきちんと自分のやってることを表現できていなかったのか、1回のセッションで「治してくれるんだよね」という思いを持って来てくださる方が増えて、
ちょっと悩んでしまったのが2、3年前。
私がやりたいヒーリングワークって、「私が治す」んじゃなくて、「あなたが治る(戻る)」ってところに持っていくことなんだけどなぁって。
「メタトロンを使っても、ボディーコードさえも、対処療法に陥ることって簡単なんだなぁ」と感じた。
何度も言うけれど、対処療法がダメなんじゃない。
私もセッションで、エネルギーワークを使って対処療法をすることもたくさんある。
例えば、クライアントさんが体に痛みを抱えてたり、人間関係で悩む人が怒りと悲しみに塗れてる時は、
まず、それらの「炎症」を治めることから始める。
その炎症を治めるのに2、3回のセッションでできる人と、数セッションかかる人もいるよ。
でも、そうやって毒を出さなくちゃ、いつまでたってもバンドエイドが外せない。
そして、一旦「炎症」が治ったらバンドエイドを外すところまでやるのが、私の実践してるヒーリングワーク。
私も、たくさんのヒーリングツール(テクニック)を使うけど、やっぱり道具は使い用で、道具に使われてしまっては限定的になって視野がグッと狭くなっちゃうんだろうな。