東欧に里帰りしていた隣に住むカップルが帰ってきた。
なぜ気づいたか?
彼らは二人ともヘビースモーカーで、喫煙者特有のSmoker’s Coughと呼ばれる咳をしながら、毎朝、前庭でタバコを吸うのよ。
それが久しぶりに聞こえてきたから「あれ?もしかして?」と、垣根越しに頭を突き出すといた。
「あ!おかえり!いつ帰ってきたの?」というと、やはり咳をしながら「た、ただいま!昨日の夜帰ってきたよ。」
旦那さんの方はめちゃくちゃ腕の良い大工さんで、我が家と彼らの家の垣根も修理、私の玄関がある前庭へある2つの木のゲートも、ボロッボロだったのを新品に付け替えてくれた。
それにしても夏至ぐらいからすごく忙しい。
先週の記憶が無いぐらい。
よく「やりたいことだけやって生きてます」とか、「好きな事しかやりません」とか聞くと、初めは「そんなムシの良い話があるわけ…」とか思っていた。
でもそうなりたかったから、色々やっていた。
だから、私は嫌なことをやるのをどんどん辞めて行った。
まず手放しなさい…とも言うよね。
私もそうすれば「好きなこと」だけが残ると思ったからやっていたけど、本当はね、これ、ちょっと微妙に違った。
まず「好きなこと」にダイレクトに進む。
進みながら、手放していく。
私は今は、こちらをおすすめしている。
でも、かつての私みたいに「好きなことをやるために、まずは嫌なことから辞めていく」という人、多いと思う。
「好きなことだけしかやらない」は、文字通り、そのまま「好きなことだけやる」こと。
「だけ」が入ると、ちょっと上級編になるので、「好きなことをやる」がエントリー編で、それは文字通り「好きなことをやる」こと。
ここ、アファメーションと同じ。
ダイエットでアファメーションするとして、
「リバウンドしませんように」とか、
「途中で挫けませんように」とかではなく、
「特に意識しなくても健康でいられる体を作ります」とか、
「私が楽しく続けられるダイエット法を見つけて楽しく健康的な体を作ります」とかが正解。
「好きなことをやる」というのは、そのままストレートに「好きなこと」をやること。
まず、嫌なことことをやめていく…ってやっていると、嫌なことにフォーカスする時間が長くなるのでブレやすく、周波数も下がりやすい。
雑多なまま、「好きなこと」にフォーカスし始める。
そう、「し始める」。
そうやってるうちに「好きなこと」が、もわぁぁんと存在感を増していく。
その過程で、ネガティブなエネルギーを手放しながら進む。
ネガティブなエネルギーを手放せば、それが物質化したソリッドな何かも必ず離れていく。
それらを引き止めなければ、どんどん「好きなこと」が色濃く残っていく。
これが「好きなことをやる」の真意。
今日から、一つでも「好きなこと」にフォーカスしながらその「好きなこと」をやると手応えも変わってくるよ。