よく流れに乗りましょうみたいに言うけれど、その流れが何か?そして乗るってどういうことよ?ってずっと思っていた頃があった。
流れに乗るってどういうこと?
こう感じている時は自分が「流れに乗りそびれた」と感じている時。
自分がそう感じているのであればそうなのだ。
つまり、「新しい流れが来てるなぁ」とどこかで気づいていたけれど、知らん顔してしまったということ。
「流れ」というのは自分の中から生まれる渦のようなもので、それを無視してしまったが為に、その渦が大きくなり過ぎて、もはやタイミングを逃してしまったような状態の時に感じるのが…、
「流れに乗るにはどうしたら良いの?!」となる。
大縄跳びしてるところで、人数が増えてくると入る時に緊張する感じと似てる。
怖いのだ。
渦が生まれる時、それは大体、恐怖や怒りの感情として私たちは認識する。
例えば、ある晴れた日、散歩に行こうと思った私はふと「出かけない方が良い気がする」と感じた。
それは「何か嫌な予感がする」みたいな感じで、モジモジしているうちに、結局出かけるタイミングを逃してしまった。
すると、注文していた商品が一日早く届けられた。
もし出かけていたら不在通知になっていただろうし、面倒なことになっていたはず。
こんな風に、私たちは直感というかインスピレーションを「ありのまま」に受け止める筋肉が未発達なのだ。
だからこそ、私は通り一遍に「恐れはGOサイン!」と爆走してしまうことはお薦めしていない。
というのも、私は押されるがままに見切り発車して、見事に撃沈してしまったから。
「押されるがままに…」と書いたけれど、誰かのせいにしてるわけでも、恐れ=GO!なやり方が間違ってると言ってるのではない。
ソースからくるインスピレーションを理解する筋肉がある程度でも発達している場合、このやり方でも何がしかの結果は出せると思う。
ただ私の場合は、その筋力がすごく衰えていたし、無自覚だったから。
ただ、私自身はそうやってきた経過があるので、筋力がある人と筋力が衰えてる人が分かるようになった。
だから今、一緒に仕事をしている人たちも、「これは押してあげたら上手くいくなぁ」という場合や、そういうプロセスにちょうどある人たちの場合は、押す…というより促すのだけど、そちらへ応援してあげると、しっかり自分自身(ソース)とコネクトして自分でクリエイトできるようになる。
逆にそうじゃない場合は、筋力を鍛えることから始まる。
筋力をつけるには、既に細胞に蓄積された恐れや怒りのエネルギーをクリアにしながら進める。
因みに怒りは恐れを隠すために作られるので、根本は恐れ。
しかし、しっかりクリアにしてからGO!では遅いので、GOしながらクリアにしていく。
これがエネルギーワーク!