エプロンを作った。
実は私、エプロンをしょっちゅうしている。
料理をする…時もつけるし、掃除する時もつけるし、絵を描く時も、何か作る時はいつも着ける。
いつ頃からか…というと、恐らく美大受験のためにアトリエに通い始めた頃から。
並びが手芸屋さんだったので、皆とそこで売ってた500円のエプロンを制服の上に着けて絵を描いてた。
エプロンをしてると安心して思いっきりできる、そんな感じがするみたい。
美大生になってからもエプロン派だった。
ツナギも試したけど、やっぱりエプロンの手軽さの方が私にはよかった。
ここのところ、もう何年も前にフィンランドのテキスタイルショップで買ったエプロンをずっと使ってたのだけど、思いっきり掃除をしたので洗濯することになったら、もう一枚エプロン欲しくなった。
一体どんな掃除の仕方をしたのだ?!と思うかもしれないけど、私は家事全般が得意ではなく、まず「やるぞ!」とスイッチを入れなくちゃならないし、スイッチが入ったらできるけれど「大騒ぎ」なのだ。
バスルームではドライバーで換気扇を外してまで掃除したし…。
そしてエプロン。
私は思ったらすぐにっ!!のヒトなので、自分で縫っちゃおうと考えた。
布は大好きだから、いつでも何某かの布はある。
もうすぐにでも縫いたい!
生憎、エプロンに向いたタイプの布はストックが無かった。
が〜ん…。
「う〜ん。近所の布屋まで行く?でも布屋なんか行ってたら帰ってくる頃には作る気が失せてるだろうな。」
そう、私の「すぐ!!」は本当に直ぐ!!なのだ。
先月も、ヘアカットを予約。
4週間待ちと言われ、仕方なく予約。
1週間後には「もういいや。面倒だし。」とキャンセルしたぐらいだから。
お店の人は「え?!キャンセルされるんですか?あ、はぁ…分かりました」と驚いてた。
だって先月予約の電話した頃、ロンドンのヘアサロン、特に日系は、ほぼ3〜4週間待ちだったもの。
それぐらい「すぐ!!」なもんだから、エコバッグとティータオル(イギリスの布巾みたいなコットンの布。基本愛想は無いけど結構丈夫。)をリサイクルして作った。
私のものづくりって、私のニーズと直結してて、すぐに使えるものを作るのが好き。
絵画でも、ジュエリーでも、スカートでも何でも。
すぐ飾れる、すぐにつけられる、すぐに着れる…。
というわけで、今すぐ!!!のエネルギー、大切にしていこうっと。
エプロン中央が、エコバッグのヒラキ、両側は長方形のティータオルを半分に切って繋げ、ウエストの紐はエコバッグの手提げ部分。